小学校の先生「らしく」

教育への思いや日々の実践を私らしく語っております

理論と実践はちがう

私の知り合いの先生が、今年は組体操の指導を
することになりました。



その先生は、休日を返上していろいろな研修会
や〇〇大学のゼミに参加するほど熱心な先生で
私もその行動力を尊敬しています。



しかし、その先生の組体操の指導がどうも上手
くいっていないと聞きました。
当然、何度も組体操の指導をしてこられた方な
のになぜ?という気持ちです。



実際に、指導している場面を見させていただき
ました。



すると、言われている技のコツや気をつけると
ころ、特に注意することなどを過不足なく伝え
ていらっしゃいました。しかし、その言葉が、
子どもたちに全く伝わっていませんでした。



小さな声でたんたんと語り、優しく注意される
その手法は、おそらくいろんなところで優れた
実践として評価されている指導法だと思います。



しかし、実際は子どもたちは何をしてよいのか
分からず、だんだんと飽きてきて雑談が増え、
全く練習に集中することができていませんでし
た。T2で入っている先生方が一生懸命になって
指導をしていましたが、その先生方も何を求め
られているのかが分かりにくいので、上手くチ
ームで指導できていませんでした。



私自身、よく「怒りすぎ」とか「やりすぎ」な
どと言われ指導されたことがあります(笑)
ただ、時には教師の「本気」を見せないと、子
どもたちは信じてくれません。たとえ泥臭くて
も、見栄えがしなくても、教師の「真剣な気持
ち」を語らないと、子どもたちの心に火はつか
ないだろうと思います。



どれだけ知識を蓄えたとしても、実際に子ども
たちの前で実践し、それが通用しなければ全く
意味がありません。



ちなみに、私は「劇場型」の教師です。
子どもたちの前で熱く語ったり、パフォーマン
スをしたり、時には大きな声で怒鳴ったりと、
巷ではあまり評価されないやり方で指導するこ
とが多いです。



でも、子どもたちから
「組体操の練習が楽しい」
「みんなを信じて怖いけどがんばる」
などの言葉を今年ももらいました。



理論と実践はちがう。



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